Crank

気になって調べたこと・考えたことを書いていきます。

私が30余年の人生で学んだこと12

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私が人生で学んだこと・考えたことの中で、「これって結構大切なことなんじゃ・・・?」と思ったことを書いてみたいと思います。大したことなさすぎて恐縮ですが。

人生は想像よりも短い

1日8時間を睡眠に充てるとすると、毎日続けた場合、人生の1/3は寝て過ごすことになります。例えば、寿命が80年なら約27年は寝て過ごすことになるわけです。つまり、人生には自由に使えない部分が結構あるということでして、想像しているよりもきっと多くを成すことができないのだと思います。

 

世の中、変人だらけと思うと楽

世の中には、少なからず変な人がいます。そういう変な人とヘタに関わってしまってギョッとするような心臓に悪い経験は誰しも人生に3度くらいあると思います。こういうことには、最初から誰に対しても「この人は変な人かも」と警戒しておくと、もしも本当にそうだった時にギョッとしなくて済みます。というか、こちらから近づかなくて済みます。

 

最高の贅沢

多くの人にとってお金は時間を犠牲にして得るものであり、そのお金を無駄遣いするのは贅沢なことです。そこに更に時間の無駄遣いも加わると、なお一層贅沢です。典型的な例は、人の愚痴や悪口を言う醜い飲み会でしょうか。くだらない会に参加することで時間を浪費し、更に時間をかけて得たお金を浪費しています。こういう、二重に時間をドブに捨てるような無駄遣いをする最高の贅沢は、多分楽しいんでしょうね。


人生から後悔はなくならない

人生を後悔なく生きることはできません。人生は選択の連続で、選択を誤ったと思うから後悔しますが、例えば、『やった後悔』と『やらなかった後悔』があるように、どちらにせよ後悔するというものも少なからずあります。ですから、後悔することを恐れるよりも、どのタイプの後悔をしたくないのかをよく考えながら生きた方が良いかもしれません。

 

人は人

人は各々の人生経験により、その人がその人たる証である唯一無二の価値観を形成していきます。その人により異なる価値観を互いに押し付け合おうとすると、相容れない部分があったりして対立や衝突が生じる場合があります。人生において無駄な争いを避けたいなら、自分の価値観を押し付けないこと、相手の価値観を受け入れないまでも許容することが必要なのだと思います。


ものごとは期待通りにはならない

ものごとに過度の期待をしてしまう癖があると、期待が外れたとき必要以上に怒りや絶望を感じることになります。これにより、自分と他人を苦しめることがあり、生きることが辛くなってしまうことさえあります。何事も期待通りにいかない場合があることを認め、最初から期待しすぎないようにした方が気楽に生きられる気がします。

 

無能な人

自らを有能と宣う者を尊敬・師事してはいけない気がします。無能な人ほど、他人が有能だと言ってくれないから自分で宣うのだと思います。本当に有能な人は、自分で有能であることを謳う必要がありません。なぜなら他人が言ってくれるからです。また、能力が高く、他者との関係も良好に保つことができる真に有能な人は、自らを有能と語って他人に不快感を抱かせるような真似はしない気がします。


低賃金労働について

安い給料で働く人を馬鹿にすることは、絶対にあってはなりません。安い商品、安いサービスは、彼らの犠牲の上に成り立っています。安さを享受し続けたいのなら、低賃金労働者はいてもらった方が良いですし、なんなら気分良く働いて頂くために「よくやってくれているね」と感謝の気持ちを持って接してあげた方が良いです。


辛くて死ぬくらいなら楽した方がいい

世の中、死ぬほど頑張る価値があることってそんなにないと思います。それに、自分が頑張らなくてもどこかの誰かが頑張ってくれています。自分が死ぬほど頑張らなきゃいけない理由もありません。くらだないことに思い悩んで死ぬくらいなら、いっそ全部放り出してみたら良いのだと思います。

 

ニートは一度地獄を見なきゃダメ

ニートの私自身への戒めでもありますが、ニートは甘えられる環境がある限り、その環境に甘え続けます。無理な屁理屈をこねてでもです。もし脱ニートを促したいのであれば、『のたれ死ぬか』『自立するか』の2択を毅然とした態度で与えなければなりません。

 

逃げ続けるのは難しい

人生に困難はつきものですが、それから逃げ続けるのは難しいという話です。困難から逃げれば一時的に楽にはなれますが、解決力が育たず、また似たような困難にぶつかった時に対処できません。いつまでも逃げ続けられれば良いのですが、残念なことに最悪な場面、逃げられない場面で再度困難にぶつかることは少なくありません。いずれは、困難に立ち向かう必要が出てくるということです。ならば、早め早めに解決力を身につけた方が後々の苦労を軽減でき、楽に生きやすくなる気がします。

 

時間の価値は重い

時々、死ぬ夢を見ることがあるのですが、決まって死ぬ瞬間に夢からさめて飛び起きてこう思います。「生きてる・・・よかった。」と。日常の中で、時間の大切さを真剣に意識するのは難しいですが、人生(時間)を失うことを夢であってもリアルに感じると、その大切さがわかります。そして、時間を浪費してきたことを悔います。

本当の死に際には、いくら悔いたところで時間は戻ってはきません。「あぁ、夢だったのかよかった。」とはなりません。最も価値があるものを、無為に過ごしたことは最大級の後悔になるはずです。